【埼玉条例】考えた人は大丈夫?「少子化・虐待・嫌がらせに拍車」
衝撃的なニュースが飛び込んできましたね。埼玉県虐待禁止条例の一部を改正する条例が出ました。
私はこの改正案が少子化・ご近所トラブル・悪質な嫌がらせ・更なる虐待に拍車をかけていると思います。
埼玉県民が憐れでなりませんが、全国に広がる可能性もあり得ますよね・・・
ではどんな条例内容なのか、どんな可能性が出てくるか見ていきましょう。
なぜ条例改正案が出たのか
保護者のいない住居や自家用車の車内等に児童が放置されて死亡する等、深刻な事案が全国的に相次いでいることにより、
埼玉県議会自由民主党議員団が改正案を提出したようです。
確かに「宝」である子どもたちが、虐待や大人の身勝手な都合で殺されてしまっている現実はあります。
もちろんなんとかしなければなりませんが、今回の改正案は異常事態と言えます。
一体どんな人がこんな変な条例改正案を考えた?!と思わざるをえない内容は以下です。
子どもだけで公園で遊ばせる
小学3年生以下の子どもだけで、公園や外で遊ばせると通報対象だと言うのです。
そりゃ幼稚園生だけはダメというのは分かりますよ!でも、小学校3年生でもダメって・・・
そもそも4年生は良くて、3年生はダメという基準は??
共働きのご家庭も今は多いですから、鍵っ子もいますよね。
親のいない家の鍵を自分で開けて、ランドセルを置いて、外に遊びに行くということが禁止なわけです。
学童に入れなかった子どもたちは、どうすれば良いのでしょう??
しかも・・・
家に一人でいることも「放置」「虐待」とみなされるわけですから、一体子どもたちはどうすれば??
謎です。
私はフリーランスですから、基本的に自宅で仕事なので対応できます。
でもやはり共働きの家庭は、どうすればよいか分からない事態となるでしょう。
子どもだけでおつかいに行かせる
これもダメなのだそう。
じゃぁテレビ番組の「はじめてのおつかい」も放映できませんよね?
周りにカメラを持ったり、見守ったりする大人がたくさんいるものの子どもだけでおつかいをさせる番組です。
この人気の絵本も見させられないということになります、、
埼玉県民だけ、はじめてのおつかいに採用されないという可能性もありますが、
埼玉条例のせいでこの制度が全国に広まってしまったら、人気番組も終了になるかもしれませんね。
確かに一人でおつかいをさせるのは、お金を小さな子が持ち歩くということ。
危険もありますし、親としてもドキドキです。
でも・・・
おつかいに限らず、電車やバスに乗って小学1~3年生が学校に一人で通っている場合もありますよね。
それは良いのでしょうか??定期しか持っていないかもしれませんが、お金だって持っているかも。
なぜおつかいはダメ??
よく分かりません。
高校生のきょうだいに子どもを預けて外出する
これもNGとのこと。
親がどこまで出掛けるか・その頻度にもよると思います。
例えば、高校生のきょうだいに預けてパチンコや競馬・飲みに行くというのは問題だと思います。
でも、上の子の習い事のお迎えに行くために、下の子を見ていてもらう。
こんなことは日常茶飯事ではないでしょうか。
もし子どもたちが全員体調不良だったら、子どもを置いてスーパーやドラッグストアへ買い出しに出掛けますよね。
体調の悪い子どもたちを連れて行く方が鬼畜では??
小学校高学年でも十分に下の子の面倒を見れると、私は思ってしまいますが
ヤングケアラーで子どもたちに負担をかけ過ぎと言われている昨今、
小学生・中学生に下のきょうだいの面倒を見てもらうのは負担なのかな。
高校生もまだまだ学業があるし、うーん。判断はご家庭にもよりますよね。
ちなみにヤングケアラーについて考えさせられる、読みやすい書籍はこちら
子どもを室内に置いて玄関外で宅配便を受け取る
これはセーフだそうです。
っていうか、これがアウトだったらもう何もできませんよね。
確かに幼児を室内に残したまま玄関に行ったり、荷物を受け取ったり、
ちょっと回覧板を届けにご近所まで歩いたりするのは不安感に襲われます。
階段から落ちないかな?とか、ベランダに一人で行かないかな?とか。
でも小学校低学年にもなれば、そんな心配もだいぶ薄れるのではないでしょうか?
だって玄関先とか・・・その僅かな時間で何も起こらない保障はありませんが
そんなことを言っていたら生活できませんよね。
幼児向けの条例なら100歩譲っても、小学校3年生までの保護者に突きつける条例ではないはずです。
どのような可能性があるか
私は冒頭でも述べましたように、少子化・ご近所トラブル・悪質な嫌がらせ・更なる虐待に繋がると思っています。
今はまだ埼玉県しか、このような異常な条例案を出していませんが、全国に広がった場合・・・
共働きができませんから、確実に少子化になるでしょう。
「子どもの面倒を四六時中見なさいね!片時も目を離すなよ!」
と言われているのと同じですからね。夫婦どちらかが必ず家にいなければならなくなります。
となると、子どもは欲しいけどつくれないという状況に陥りますよね。
ご近所トラブルとは、ムダに正義感を持ったご近所さんにすぐに通報されてしまうということ。
例えば
『うちは共働きだから、高校生の娘に下の子の面倒を見てもらわないと、生活成り立たないわよ~』
とご近所さんに話してしまい、それを知った人に通報されてしまう。
または、嫌がらせ・いじめが趣味な人に目をつけられ、面白半分で通報されてしまう。
このような事案が発生すると考えています。
『ちょっとあそこのお宅、前々から気に食わなかったのよね~』
と思う質の悪い人から目をつけられ通報されても、この条例に反することをしていたら
通報された側が悪いので何も言えません。
このような悪質な嫌がらせがあること・変な条例のせいで身動きが取れなくなることで
虐待がさらに加速してしまうのではないかと懸念してしまいます。
だって、家の中でしたら誰にも見られません。
子どもにあざをつくったり、子どもが外で虐待のことを話さない限りバレませんよね。
それを利用して条例のストレスを子にぶつけてしまい、結果的に虐待のレベルが増す。
私はこう考えています。
一体、埼玉条例の改正案を発案した人は、どのような神経の持ち主なのだろうか??
全く理解ができません。。。
こんなおかしな行動をする前に日本の経済を良くして、子育てしやすい環境づくり・子育て世帯が
お金に思い悩むことのない生活ができるようにしていくことが、先決ではないでしょうか?
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