ガストがカオスに！「ママの命を選ぶか、赤ちゃんの命を選ぶか」
今日は産婦人科に行き、前置胎盤の話をされました。
胎盤が赤ちゃんよりも先に出てきてしまいそうになっていて、もし胎盤が先に出てしまったら
赤ちゃんに血液が回らずに死産の可能性があります。
そして帝王切開で赤ちゃんを助け出しても、私の大量出血が確定だと言うのです。
2週間前にその話をされて、
『ママの命を選ぶか、赤ちゃんの命を選ぶか、そういう事態も考えられます。
もちろん二人の命を救うことに全力を尽くしますが、可能性も考えておいて下さい』と。
覚悟はしていましたが、今日はさらに
『事前にママの血液をたっぷりとっておいて、大量出血の際に輸血することになるかもしれません』
『うちでは相当のリスクなので、大きな病院で出産してもらうことになると思います』
と、前回よりも事態が悪化していました。
私って3か月以内に死んじゃうかもしれないんだなぁ。
赤ちゃん助かって私が死んだら、たかパパ大丈夫かなぁ？育てられるかなぁ？
やり残したこといっぱいあるけど、3か月以内に妊婦の体でできることって限られるよなぁ。
色々考えてしまいます。
帰宅するのが嫌で、ガストに入店しご飯を食べていましたら
たかパパも来てくれまして・・・
私か赤ちゃんが死んでしまう可能性があることや、帝王切開の恐怖、あらゆることを話していましたら
お隣に座っていた60代くらいの女性が
『突然ごめんなさいね。聞こえてしまって・・・
あの、こんなこと言うのもあれですけど、大丈夫！きっと大丈夫よ！
怖いと思う。だけどきっと大丈夫！ママも赤ちゃんもきっと元気で無事だから大丈夫！』
とエールを送ってくださいました。
もちろん何の根拠もないことです。
でも、その言葉が今どれだけ嬉しいか・・・
『私は苦しまずに死ねるなら、出産日が命日でもいい』
とか
『もう最後かもしれないから旅行に行きたい』
なんて言ってしまっていましたが、
その女性の言葉を聞いて、本当はまだ死にたくないのかも。怖いのかも。不安なのかも。
と思いました。強がっていただけなのかもしれません。
とても優しい表情で励まして下さり、その場で号泣する私。
それにつられて女性も号泣して下さり、
見ず知らずの私のために涙を流している女性を見て、さらに激しく泣く私。
たかパパは、しきりにその女性に
『どうもありがとうございます』
とお礼を言っていて、ガストでワンワン泣く女性2人・・・カオスな現場でした。苦笑
その女性も出産は大変だったようで、妊娠中10か月間入院して、毎日ホルモン注射を打ち
生まれてくる赤ちゃんは奇形の可能性があると言われていたそうです。
実際は奇形ではなく、未熟児で生まれるに留まったそうで、私の話を聞いて
その当時の大変さ・苦しさを思い出したと話してくださいました。
改めて、出産て命懸けだなと思いましたし、みんながみんな普通に妊娠・出産できるわけではない
ということを実感したのでした。
ガストでエールを送って下さった方、本当にどうもありがとうございました。
https://rinacchi.xsrv.jp/2023/07/15/post-10053/
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